漢のガチのしばき合い!「TENKAICHI Fight」観戦記

もう2週間も前になりますが、9月16日に会社の人にチケをもらい行ってきました。
「TENKAICHI Fight」in ワイルドシーサー高崎。

要はキックボクシングで強いやつは誰かを決めようかというイベント。
説明がひどくて申し訳ない。生まれて初めての格闘技観戦なもんで。

会場の周りはそれらしい人達でいっぱい。分かりやすく言えば怖い。
おそらく同じジムの人が出場するんでしょう、お揃いのTシャツで身を包み、基本短髪、金髪、タトゥー入り。

1人じゃとてもムリだぁ…。後輩も連れて来て良かった。この後輩は格闘技大好き。
2人でも恐る恐る会場入り。ちなみに中はこんな感じ。


すでに試合は始まっていて、スゴい熱気。

ガチの漢のドツキ合い、生々しい体と体のぶつかる音、セコンドの叫び声、飛び交う声援、ヤバい!興奮してきた。
何故か自分の年齢と近い選手を応援してしまう…。
しょーがないよね、頑張って欲しいし。

選手それぞれ得意な攻めの形に持って行こうとする攻防戦が、見ていてとてもスリリング。
試合はどんどん進行して行く。大体の試合が判定かレフリーストップで決着。
しかし開始18秒でのKOシーンにはビビった。何が起きたかわかんねーし。
後輩は「あれ、ヤバいよ!」と興奮気味。KOされた選手は倒れたまま、全然動かない。
ようやくドクターが入り、タンカ的なもの(ぶっちゃけ折りたたみ式テーブル)に乗せられ運ばれて行く。いや、すげーなぁ。

いろいろなものがリアルだった。金髪のタトゥーがバリバリ入った選手が、試合に負けて人目もはばからず号泣してたり、立ってるのもやっとなのに、まだ戦おうとする選手のセコンドが泣く泣くタオルを投げ入れる場面だったり、ガチのリアルファイトな世界。

メインイベントはTNK1ウェルター級タイトルマッチ ゆとりキック選手vs内田将仁選手
パンフによるとゆとりキックの必殺技は「ゆとりエルボー」

…強いんだか、ほんわかしてんだか、どっちつかずの必殺技。
でも試合のルールの所に「肘は禁止」って書いてある。
必殺技封印…。

でも試合はゆとりキックが1Rからミドルキックの攻撃でしかけ、3ダウンを奪いKO勝ち。
ゆとりをまったく感じさせない圧倒的な試合展開。強いぜ、ゆとりキック!

写真がボケボケで申し訳ない。


ラウンドガールも登場しました。どの選手よりも一番背がデカい。

出場した選手の中に、とにかくカッコいい選手がいました。
若井優二選手(八木橋道場)です。若くてイケメン、そして強烈なローキックを武器に冷静な試合をしていました。とにかくロー。相手が射程距離に入ったらロー。ローキックでダウンを奪い、KO勝ち!後輩と「カッコいいー!!」と大絶賛。ローの美学を見た気がしました。
ちなみに1枚目の写真の左側の選手です。

また12月にTENKAICHIは開催される予定なので、行こうと思ってます。
しかし選手のあの体…。もっと頑張ろうと思いました。